天界は愛と煌めきで満ちていた――Hey So! Hey Yo! ~summertime memory~

明日はサマパラDVDの発売日!たぶん何回もDVDを見ることになるだろうけれど、その前に現場で見たときの感情を残しておきたくて、ものすごく今更だけど筆をとった。

もう5ヶ月くらい経ってるし、記憶も曖昧で、私の胸の中で勝手に熟成されてしまったり、抜け落ちてしまった箇所も多々あると思うけれど・・書き残しておく。

私が観たのは8/9の1部と2部。記念すべき聡マリ初の単独公演のオーラスに入れたことは、私のオタク人生の中でも素晴らしい経験になった。

天界

 歌やダンス、MC、セトリ・・色んなことがほんとに素晴らしかったし、このあとで語るけれど、一番印象深かったのはコンサートが終わったとき「満たされた」という穏やかで温かい感覚を味わったこと。「すごく盛り上がった!楽しかった!」というコンサートはいくつも経験したことがあるけれど、この感覚は私にとって初めてだった。

 オーラス直後に自分でこう言っている。ほんとにこのままで、「これが・・これが天界・・」と本気で思ってしまうくらい衝撃的な体験だった。ちなみに私は仕事でヘコんだとき、このときの風景を思い出すようにしている。すごく気持ちが落ち着いて、まっすぐ現実に向き合えるようになるからオススメ。

素晴らしいセトリ

「見たい」「見せたい」のバランス

ジャンルを問わず、 観客の「見たい」と本人の「見せたい」のバランスは、永遠のテーマだと思う。「見たい」だけだと媚びた構成になってしまうし、「見せたい」だけだと独りよがりになってしまう。

聡マリふたりで歌うところは「見たい」が中心で、ソロコーナーではそれぞれの「見せたい」世界観だったのかなと思う。媚びず、かといって独りよがりでもない・・すごく絶妙なバランスだった。

いつか聡マリにセクゾンのコンサートの構成を任せてみて欲しい。「今回のセトリ、めちゃくちゃ良かった!」ってものができると思う。

古き良きセクゾンから現在まで――SexyZoneに対する肯定

4Seasons・桜咲くColorあたりは、楽曲自体は好きだけどモヤモヤしていた時期の曲で複雑な気持ちを持っていたけど、聡マリの歌声で聴けてモヤモヤが昇華していった。本編最後のWith you、I see the lightで畳み掛けてくるのは、当時からのファンは涙なしでは見られない心憎い演出。上手い、と思った。

ソロコーナー以外は全てSexyZoneの曲で構成したこと、歴代シングル曲は勿論のこと、古き良き時代の曲もたくさん披露したこと。私はSexyZoneへの強烈な肯定だと感じた。

これは私個人の捉え方な気がするけれど、セク鬱の時期には「聡ちゃんとマリウスが活躍する場所はSexyZoneじゃなくても良いのでは・・」と極限まで思い詰めていたことがあるから、SexyZoneへの愛情と、自分たちはSexyZoneの一員だという強いメッセージが込められているように思った。

しっかり揃うダンス、ほっこりMC、客席の煽りもしっかりと

身長も体格もまるで違う聡ちゃんとマリウス。それぞれ好きに踊ったら全くバラバラに見えてしまうのだろうけれど、息ピッタリでダンスがピシッと揃っている。ダンスの個性は違うのに、ちゃんとシンメに見える。

雨だってでは客席から「かわいい」という悲鳴が聞こえてくるくらい可愛かったけれど、ふたりの振りが揃ってるからこそ、可愛い振り付けを照れずに思いっきりやってるからこそ。

そして、歌やダンスは心配してなかったけれど、MCや客席の煽りは経験値が少ないから大丈夫かなと思っていたけれど、どちらも上手くて、いつの間にこんなに力をつけて・・と目頭が熱くなった。

 

バックに付いてくれた子は、入所間もない子やちびっこジュニアが中心だったけど、それも聡ちゃんとマリウスが中心になって公演を成立させられた、という実績になって良かったのかなと思う。(観る前は、当初からセクゾンを支えてきてくれた同年代の子たちが付いてくれたら嬉しいなと思ってた)

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殴り書きでとりとめもないけれど、もう時間がないから終わることにする。。

月刊ソングスの2016年10月号に載っていた「ひたむきに前を向いてきた2人が見せた”当たり前じゃない最高の景色”」ってフレーズがすごく好きなんだけど、まさにこの言葉のとおり!

聡ちゃん、マリウス、ほんとうに素晴らしい時間をありがとう。愛してるよー!